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by amorematteo
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香港旅行記2007-⑧ 2日目(9/19)フリータイムその2 

インド人がいっぱい・・
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繁華街尖沙咀(チムサァチョイ)の目抜き通り=彌敦道(ネイザン・ロード)に面し、小綺麗なビルに混じっても一際威容を誇り、その古びた巨大雑居ビルは建っていた・・。
    

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香港の”最後の魔窟” 重慶(チョンキン)マンション
 ココは今回の旅では実は私が一番訪れてみたかった場所かもしれない。 
もっともさすがに中へと入っていく勇気はないんだけれども・・。
 ビルの中にはゲストハウス(安ホテル)や両替屋、飲食店(カレー屋など)がひしめき、多国籍な人種が激しく出入りする。 最近は新しいショッピングモールの「重慶站」(チョンキン・エクスプレス)などがオープンし、以前のダークなイメージから脱却しつつあるそうだが・・。

香港旅行記2007-⑧ 2日目(9/19)フリータイムその2 _d0070045_1127770.jpg★ここを知ったのはもちろんウォン・カーワイの2本の映画

『恋する惑星』('94)は原題が正に「重慶森林(Chungking Express)」。 ココを舞台にドラッグ・ディーラーの金髪女が、住人のインド人達を麻薬の運び屋に使うが、恋人の裏切りですべてを失い壮絶な復讐を遂げるが・・と言ったシークエンス。 
香港旅行記2007-⑧ 2日目(9/19)フリータイムその2 _d0070045_11263379.jpg 『天使の涙』('95)では金城君がココの管理人の息子という設定。 レオン・ライの殺し屋と彼に恋した女エージェントの話と2つが平行して描かれる。 2本の作品に共通して使われたチョンキン・マンションはいづれも暗く、犯罪の温床という怖いイメージ。(現在の実態は違うのかもしれませんが) 
ココに入ったら最後、ヤクの売人と銃撃戦に巻き込まれ、生きて帰れないんじゃないかなんて妄想が膨らむ膨らむ・・。

 ところが、この2本の映画を観る前から・・実はずっと昔に読んだある本でここは登場していたのに、私はまったく気づいていなかったのだが。。
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★ 「深夜特急1 」香港・マカオ  
新潮社刊(1986年5月)  沢木耕太郎 著
 インドのデリーからロンドンまで乗り合いバスだけで旅行する主人公『私』の物語。出発当初は、デリーから始めるつもりであったが、航空券を発券する際、より価格の安い香港からのルートを勧められ、急遽スタート地点を香港に変更する(Wikipediaより)。
 男として生まれ変わったらこんな旅がしてみたい(危険を侵せるのはやはり悔しいけど男)
っと夢中で読んだこのシリーズは4作あるのだが、今ではリュック一つで放浪の旅がしたいバック・パッカー達のバイブル。 この一人称で語られる主人公が最初に訪れた国=香港で、安く泊まれる宿としてココ(黄金宮殿という名)が選ばれていた。 それに気がついたのは今回の旅へ行く前に色々アドヴァイス頂いたjesterさんのお陰。 「正にこの本に出てくる」と言われ、ハタ!と本棚の奥深くにしまいこんで忘れていた文庫本をひっぱり出してみたのである。

 当初ほんの立ち寄りだけのつもりの香港が、黄金宮殿という名の(チョンキンマンション)怪しげな安宿の人間臭さに魅せられてついつい長居してしまう主人公・・ 行く前にざっと再読し、帰国後また読み直してみると周辺のあの雑踏とうじゃうじゃいたインド人を思い出し、「そうそう!そんな感じ」「怖いくせに近づいてみたい」なんて偉そうにつぶやいてる自分がいたりした。


さてさて・・一応女人街にも行ってみました
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ここはおきまり観光コースの一つなので冷やかしに・・

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 地下鉄で尖沙咀から旺角(モンコク)へ移動し、女人街散策後に再び地下鉄で尖沙咀に戻り、有名店での夕食を済ませ、ホテルのあるツェンワン駅まで地下鉄で移動・・。何度も地下鉄に乗ったのでやっぱり”オクトパス”買えば良かったよねぇ~などと相棒と反省しつつ・・本日の観光終了ー。

★本日のディナーは こちら 竹園海鮮飯店
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バランスの取れたコースにすれば良かったんでしょうけれども、ここの名物のロブスターのバターとチーズ焼き(かなりのボリュームなので2人ではもったいなかった)と 今が旬の上海蟹(食べる所は少ないけれど甘みがあって美味しかったー!)をどうしても食べてみたかったので、単品で4品ほど注文しました。 どれもボリュームがあり食べ切れませんでしたが、目的の料理が食べれた満足感で幸せ~♪ お勘定した後にデザートの果物盛り合わせをサービスで付けてくれたんですよねー。 もう少し慣れていればお店の水槽に泳いでいる魚を指定して蒸して貰うと美味しいとか。。次回は是非挑戦してみたいです。
by amorematteo | 2007-10-08 11:27 | 香港旅行記2007